オンライン出前講座を実施しました(豊見城市立とよみ小学校)
日時・人数
令和3年7月16日(金) 8時30分から12時00分
とよみ小学校4年生 102名
講座の概要
「水づくり実験授業」~水道水のつくりかたを学ぶ~
今回は新型コロナ感染症拡大防止の観点より、とよみ小学校4年生のクラスと水質管理事務所をオンライン(Zoom)でつなぎ、出前講座を実施しました。(水づくり実験、利き水は中止)
- パワーポイントによるオンライン授業(講義形式)
沖縄の水や浄水場の仕組みについて学ぶ
- 水づくり実験…中止
凝集沈殿実験、ろ過実験
- 利き水…中止
水道水・市販の水 2種類の味を比べる
質疑応答の一部を紹介します!
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検査する中でどんなごみがでますか?
→実験で使ったガラスごみやプラスチックごみ、キムワイプというティッシュみたいなゴミなどがでます。
また、検査ではいろんな薬品も使用するので、その廃液もあります。
ちなみに、細菌や生物を検査するときにでるごみはしっかり滅菌してから捨てるようにしています。
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どんな事に気を付けていますか?
→法律で決まっている水質基準を超えていないか、測定した値が異常ではないかということに気を付けています。
また、危険な薬品を使用するので、安全面にも気を付けています。薬品が手や目につかないよう保護メガネや
ゴム手袋などをしっかり着用するのがポイントです。
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なんで沢山検査するんですか?
→皆さんが毎日安心して水道水を飲めるように検査します。水は川やダム、天気の調子で目まぐるしく変化する
ので定期的に様子を確認する必要があります。また、安全な水になるには沢山の条件があるので、その分検査
の数も多くなっていきます。実は法律でも検査の回数は決まっています。
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水は1日何㍑作られていますか?
→県内では4つの浄水場から1日に約40万トンの水が皆さんの家庭や工場、学校などへ送られています。その中
で石川浄水場では1日当たりおよそ17万トンの水を処理しています。リットルに直すとおよそ1億7000万リットル、
2Lペットボトルがなんと8500万本分です。なかなか想像できない量ですね…。
その他にもたくさんの質問がありました。質問集は
こちら。
出前講座の申し込みについて
企業局では、県民のみなさまに沖縄の水道水や企業局の事業についてご紹介する「おきなわ県政出前講座」を実施しています。
現在、企業局で実施している講座はご覧のとおりで、すべて無料で受講できます。
講座名称 |
講座内容 |
水道事業について ~安全で安心な水道水が届くまで~ |
独自の水源がない沖縄本島の市町村に、安全で安心な水道水を卸売りしている企業局の事業について、わかりやすく説明します。 |
工業用水道事業について ~産業振興を支援する工業用水~ |
沖縄県の産業振興を図るため、安価で良質な工業用水を企業等に販売している企業局の事業について、わかりやすく説明します。 |
水づくり実験授業 ~水道水のつくりかたを学ぶ~ |
クイズやゲーム、簡単な実験をとおして、沖縄の水事情や浄水場の仕組みについて学べる、主に小学生を対象とした体験型の講座です。 |
講座受講のお申し込みについては、
沖縄県知事公室広報課のページをご覧ください。
なお、お申し込みに当たっては受講希望日の1ヵ月前までにお願いします。