企業局の水源は、ダム水・河川水・地下水・海水の4種類です。
沖縄本島の水源は、北部地域に集中していますが、主に人口の多い中部と南部地域で消費されています。
大きな河川や湖などの水源に恵まれない沖縄県は、降水量も年や季節によって大きく変化するので、水を安定的に供給することが難しい自然環境にあります。
このような厳しい自然環境と人口増加などによる水需要の拡大を受けて、国や県では、ダムや海水淡水化施設などの水源開発を進め、水の安定供給に努めてきました。
企業局では、水源地域の理解と協力のもと、沖縄本島北部や中部地域に点在するダムや河川などの貴重な水源から取水しています。取水後は、浄水場で浄水処理し、沖縄本島の中部や南部地域を中心に水道水や工業用水を供給しています。
企業局の水源別の取水量を表したグラフです。現在は、ダム水に占める割合が高くなっています。
令和4年度の取水割合
水源 | 割合 | |
---|---|---|
本島 | ダム水 | 90.0% |
河川水 | 3.7% | |
地下水 | 3.3% | |
海水(海水淡水化) | 2.3% | |
離島 | 0.6% |
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