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第4回 沖縄の水 デジタルフォトコンテスト

入賞作品

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最優秀賞

「打ち水日和」 銘苅 麻美

「打ち水日和」 銘苅 麻美

応募者コメント

 厚い夏の日、看板娘が打ち水で町を涼しくしているところを撮りました。

講評

 撮影者のコメントで「・・・看板娘が打ち水で町を涼しくしているところを撮りました」とあり、演出された写真のように見えますが、少しも嫌味がなく、この女の子のかわいらしさに審査員も魅了されました。
 浴衣といい、柄杓で撒いた水もしっかりと涼しさをかもし出しています。バックが暗くおちていたことも水とのコントラストを出して良かったと思います。
 また、全体的に余計な風景が写ってなく、瓦ぶきのお店だけで整理されているのがこの作品を品良く高めています。

優秀賞

「水玉集合」 下地 舞

「水玉集合」 下地 舞

講評

 不思議に魅力ある作品です。クローズアップすることで、大きな水滴と小さな水滴と光が画面の中で存在感を持って、ひとつのオブジェクトを作り出しています。特に、光が宝石のように等規格に重なり合っているのが水滴とは思えぬ別世界を感じます。

「夏の贈り物」 儀間 真弥

「夏の贈り物」 儀間 真弥

講評

 祭りの帰りでしょうか。とてもきれいな写真です。
 色彩コントラストがとても良いと思います。グリーンから反対色の臙脂、そして黄、これらの単純配色が金魚、そしてそれを持つ手をひきたてています。
 また、コメントで「夏のこぼれ日を浴びせる事によって・・・」とありますように、撮影者の言う意味とは少し違いますが、それによって透過光による水の透明感がまして金魚が目立ちました。
 手も、手のモデルに使いたいくらいきれいな手です。モデルには可哀想ですが、あえて顔をきった大胆さも抜群です。

「極力濡れたくない」 與那覇 綾

「極力濡れたくない」 與那覇 綾

応募者コメント

 犬を散歩させている女性が水分補給させるために犬を水飲み場に座らせ、そのまま水を飲ませている姿が面白く、愛らしかったです。できるだけ濡れないように飲む姿が微笑ましいと思いました。

講評

 微笑ましく、笑えます。いいところに通りかかりましたね。すぐカメラを向けるところもいいです。
 被写体も逆光で輪郭光線で囲い丸みが感じられ、より犬の水を飲む雰囲気とその柔らかな毛並みがひきたち、とても良いです。構図としては後ろの支柱は少しわずらわしいですが、犬をひきたてるには少し役立っているのかもしれません。
 また、犬が左寄りで前面が広く空間があけてあるのも前面への動きが感じられとても良いです。

佳作

「バケツと子供」 かにえ

「バケツと子供」 かにえ

応募者コメント

 子供は1才と3才です。やっと仲良く水遊びができるくらい成長しましたが、2人の体格を考えるとこんな光景は今年限りだと思います。我が家の貴重シーンです。

講評

 携帯電話の写真だと思いますが、いつも近くに手軽に記録ができるのはいいです。写真の記録は記憶であると言います。いつまでもお母さんの記憶として残っていくことでしょう。
 また、この記録が子供の頃はこういう時もあったと過去の思い出として残されるのもいいです。
 撮影者のコメントで「・・・我が家の貴重シーンです」というように、大きくなったらバケツ一杯の水の大切さも教えてあげて下さい。

「祭りの立役者」 米田 善治

「祭りの立役者」 米田 善治

講評

 氷なのでしょうか。写り込みが色彩豊かな画面を作り出したのが目をひきました。
 水がテーマなので氷だろうと勝手に想像しているが、撮影者本人に聞いてみないと分からない。もし写り込みをテーマにしているのなら、水の大切さ等を連想させるものを写して構成するのもいいと思います。チャレンジしてみて下さい。

「子供の日」 長堂 とみえ

「子供の日」 長堂 とみえ

講評

 こいのぼりがたくさん風に泳いでいるはずでしょう。しかし、水が悪く酸素不足の鯉が口をあけパクついているように天空を仰いでいる。その下では水を得た魚のごとくボートが疾走している。
 水をテーマの作品だから、撮影者はそんなストーリーを考えたのでしょうか。

「ナガレル」 玉城 博利

「ナガレル」 玉城 博利

講評

 撮影者はこの瓶による作品を何点か応募していました。大変いいことだと思います。私はこの作品が個人的にはとても気に入った一つでありました。
 逆光の光が手前に陰を作り大きくうねる波を感じさせ大海原を彷彿させる。そのうねりであふれでる水は計算されたようにこぼれ落ちる。雲間に光る太陽は、デジタルカメラ特有の光を放ち大きな不安を抱かせ、そこに何らかのストーリーを感じさせる作品です。

「涼」 伊集 翔太郎

「涼」 伊集 翔太郎

応募者コメント

 夏の暑さを和らげるような涼しさをこの一枚で表現してみました。

講評

 撮影会でしょうか。これも演出ですね。どちらも悪いとは言いませんが、トップから入ってくるこぼれ日はよくありません。せっかくのきれいな手の質感を損ねてしまいました。何かでこの光を遮ると少し良くなったと思います。
  手の前面にあるゴーヤーの葉は夏を意識してわざといれたのでしょうか。デジタルカメラはその場で見ることができますので、計算して整理しましょう。上のツルはいらないと思います。 緑も水も涼感は感じられます。

入賞

「シャボン玉BOY」長堂 嘉秀

「シャボン玉BOY」
長堂 嘉秀

「いつまでも、このままで・・・①」下岸 稔

「いつまでも、このままで・・・①」
下岸 稔

波照間島の美しい水の中で、無邪気に遊ぶ島の子供たちが印象的だった。ああ、この次世代の子供たちに、いつまでもこの美しい海を、水を残しておきたい、変わらずにいてほしいと願わざるを得ない一瞬でした。

「イカダ競争」伊芸 政秀

「イカダ競争」
伊芸 政秀

一見楽しそうなユーモアのある競争ですけど現場で写真を撮っているとみなさん一生懸命で勝負にこだわっていたのが印象的でした。

「競艶」長堂 とみえ

「競艶」
長堂 とみえ

「甲子園への水」当真 嗣和

「甲子園への水」
当真 嗣和

「美味しい水飲めば、熱中症なんか平気だよ!①」大城 睦子

「美味しい水飲めば、熱中症なんか平気だよ!①」
大城 睦子

「Water Makes Everything Beautiful」@さるじ

「Water Makes Everything Beautiful」
@さるじ

宿泊先のホテルにあったおもてなしの1つだと思います。とてもきれいだったので思わずパシャッ!

「池のほとり」田崎 厚毅

「池のほとり」
田崎 厚毅

「器」平良 真依

「器」
平良 真依

「潤いの粒」大浜 梓

「潤いの粒」
大浜 梓

「Rainy Day」金城 孝宏

「Rainy Day」
金城 孝宏

「Skipper、這う」栗田 隆気

「Skipper、這う」
栗田 隆気

たまには跳びたくない、這って歩きたいこともあるそうです。

「成長」又吉 将博

「成長」
又吉 将博

植物は水で成長し、どんどん大きくなっていくので、水と植物を一緒に写すことで成長していく様を表現してみました。また、空を背景にすることで夏らしさも共にイメージしました。

「雫」安慶名 香織

「雫」
安慶名 香織

花にそそぐ、命の水をイメージしました。

「飲んじゃった・・・」羽生 新

「飲んじゃった・・・」
羽生 新

女の子がシーサーの口から流れる水を「飲んじゃった・・・」と思った瞬間を撮った一枚です。

特別賞

高校生部門
「暑い冷たい暑い冷たい」 家具屋シロ

「暑い冷たい暑い冷たい」 家具屋シロ

講評

 芝生でしっかり飛び跳ねた後でしょうか。とにかく、タイトルで二度もくり返すほどのこの夏の暑さです。水を得た時の気持ちは分かる気がします。画面いっぱいにフレーミングされた構図がいいです。若者の大胆さだと思います。水を得た顔もいいです。

中学生部門
「自然界の恵み」 玉城 美由姫

「自然界の恵み」 玉城 美由姫

講評

 絶対フイルムでは撮れない写真です。雹が降っているのかと思いました。全体にピントが甘いですが、この写真の迫力を増しているとも思えます。
 昆虫だと、どんなに大量の水が天からこぼれ落ちてくるだろうと驚愕します。

小学生部門
「水の世界は気持ちいいよ♪」 仲間 美友

「水の世界は気持ちいいよ♪」 仲間 美友

講評

 とにかく綺麗に撮られています。イルカさんが「私綺麗に撮ってよ」と、言って笑っているように見えます。それに応えた撮影者もえらいです。構図もバッチリきまっています。

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