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平成26年3月1日をもって、沖縄県企業局の連続給水が満20年を迎えます。 かつては、毎年のように渇水に見舞われ、本土に復帰した昭和47年から平成6年までに、延べ1130日間に及ぶ給水制限を余儀なくされました。
しかし今日では、水源地域のご理解や関係機関のご尽力により、水源開発が進められた結果、安定的に水道用水を供給できるようになっています。
そこで、沖縄県企業局では、連続給水満20年を記念した特別企画として、その内容を県内新聞2紙と企業局ホームページに掲載することとしました。
渇水の歴史や水源開発の道のり、安定給水の意義などを県民の皆さまにも知っていただく良い機会になると思いますので、どうぞ最後までご覧ください。
水源に恵まれない沖縄県においては、昭和47年の本土復帰後、国の多目的ダム開発を中心に多くの水源開発が進められてきました。かつては毎年のように給水制限が実施されていましたが、安定水源が増えたことで、平成6年3月2日以降は給水制限の無い安定した給水を継続しており、平成26年3月1日を もって、沖縄県企業局の連続給水が満20年を迎えます。
水源開発にあたって御理解、御協力をいただいた水源地の地元の皆様、御尽力いただいた内閣府等国の関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。
水道法では、清浄にして、豊富、低廉な水の安定供給を、水道事業者の責務としています。企業局は、これからも、安心、安全な水を、必要な量、いつでも、どこでも、誰でも、持続的に利用できる水道を目指して日々努力していく所存です。
また、企業局が水道用水供給を行っていない離島においては、水事情の厳しいところもあり、県民全体の課題として取り組んでいきたいと考えています。
昨今では、屋上タンクを設けない家庭も増えてきたと聞いています。安定給水への信頼の表れであると考えていますが、県民の皆様には、過去の厳しい時代や、水は貴重な資源であるという思いを忘れずに、大切に使っていただきますようお願い申し上げ、私の御挨拶といたします。
栓をひねると蛇口から水が出てくる状況が当然のことのように感じられる今日ですが、水は限りある資源であることを忘れず、県民の皆さまには水を大切に使っていただきますよう、ご協力をお願いします。
沖縄県企業局は、今後とも安全・安心な水の安定供給に努めてまいります。
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