企業局では、受水企業の皆様に対して毎年アンケート調査を実施して、ニーズ等を把握するとともに、各受水企業からの意見・質問等に対する回答を行ってきました。
この度、これまであった主な意見・質問等やそれに対する回答について、Q&Aという形でまとめました。
受水企業の皆様をはじめ関係者の方々におかれまして、沖縄県の工業用水事業のご理解を深めていただく一助となれば幸いです。
企業局から送水している工業用水の水質は、「沖縄工業用水道供給規程」の基準値を満たしており、ほぼ一年を通して安定した水質を維持しています。
※連絡先:水質管理事務所(098-989-1012)
なお、給水施設等(配水管から分岐した給水管以降の施設)の維持・管理は、受水企業の皆様において行う必要がありますので、受水メーターの1次側にあるストレーナ等については、定期的に点検・清掃をお願いします。
沖縄県の企業局が送水している工業用水は、常時、「沖縄工業用水道供給規程」で定める「管末で0.5㎏/cm²以上」の給水圧で給水しています。
しかし、受水メーター1次側の圧力は、他の需要量も含めた管内流量によって変動しますので、ユーザーの皆様には十分な貯水槽の設置をお願いしています。
受水槽を設置してもなお受水圧の変動がある場合は、配水管理課までご連絡ください。必要に応じて調査を実施します。
※連絡先:配水管理課(098-866-2810)
公営企業は独立採算を原則としますが、沖縄県の工業用水道事業は、造水コストが料金だけでは賄いきれない状況であり、産業振興を図る観点から一般会計からの繰り入れを行い、昭和59年度の改定以降、現行料金を維持しているところです。
このような状況から、料金を引き下げることは困難な状況です。
今後とも、沖縄県の産業振興を支えるため経営の健全化・効率化に努めていきたいと考えています。
※基本使用料金:35円/m³、超過使用料金:70円/m³
沖縄県の工業用水道では、設備の給水能力が有限であること等から、「沖縄県工業用水道料金徴収条例」により基本使用水量を設定しています。また、基本使用水量を超過して使用した場合は、他のユーザーへの安定的な給水に支障を及ぼす恐れがあること等から、同条例により超過料金を設定しています。
超過料金については、ほぼ全国の工業用水道事業で設定されており、また、その額については、沖縄県も含め、基本料金の2倍以上となっている都道府県がほとんどです。
なお、超過水量の発生が継続するのであれば、基本使用水量を増量することをお勧めします。
基本使用料金:35円/m³、超過使用料金:70円/m³
沖縄県の企業局が送水している工業用水の水質は、「沖縄工業用水道供給規程」の基準値を満たしており、ほぼ一年を通して安定した水質を維持しています。
しかしながら、台風や雨が降った後などは、基準値の範囲内であっても水質が変動する場合があります。
企業局としては、水質に大幅な変動がある場合は、工水ユーザーの皆様にFAX等により、速やかに情報を提供しているところです。
なお、情報提供が無い場合で水質に大幅な変化がある場合は、その他の原因によることが考えられますので、ご連絡ください。必要に応じて調査を実施します。
※連絡先:配水管理課(098-866-2810)
工事等による断水が予定される場合には、一週間前には受水企業の皆様へ連絡し、日程等の調整を行っています。
しかし、漏水事故等の修理に伴う突発的な断水については、状況によっては急な対応をお願いすることもありますので、受水者の皆様のご理解、ご協力をお願いします。
今後も安定的な給水に努めたいと考えています。
沖縄県の各家庭等への水道は、過去の給水制限時(平成6年3月1日以前)に断水していましたが、工業用水においては連続給水を継続しています。
関連ページ:沖縄県企業局連続給水満20年
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