ホーム > 沖縄県企業局について > 沖縄県企業局の歴史 特設ページ > その他の歴史コンテンツ > 嘉手志ガーの話
沖縄本島南部の糸満市字大里に嘉手志川と呼ばれる湧水源があります。
このカデシガーは、昔は洗濯など生活の場として利用され、現在でも透き通る水面には、魚の群を見ることが出来、夏には子供たちの水遊びの場所として親しまれています。
近くには南山城の遺跡が残されており、カデシガーの豊かな水が、城下の田畑をうるおして繁栄を築いた様子が偲ばれます。
琉球国では、12世紀頃から鉄器を用いた農耕が始まり、グスク時代にはいります。
その後、階級が分化していく中で按司(アジ)と呼ばれる小豪族が台 頭し、(南西諸島で約300程度)14世紀頃からは、按司のなかでも三つの勢力が大きくなり、南山、中山、北山の時代となります。
しかし、南山城は他魯海(タルミ)の時代に中山王尚巴志の金屏風とカデシガーとを取り替えてしまい、これが元で最後には中山に滅ぼされてしまいます。
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