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令和6年企業局重大ニュース

渇水対応、ダム貯水率100%達成

1月~6月|配水管理課・久志上水管理事務所

渇水時

我喜屋ダム 
          
我喜屋ダム                              山城ダム

貯水率100%達成
 
     羽地ダム                     漢那ダム
   

 令和5年9月以降、沖縄本島地方は少雨が続いたため、ダム貯水率は平年値を大きく下回りました。

企業局では渇水対応のため、1月に海水淡水化施設のフル稼働、2月に中部水源からの取水を再開するなどを行いました。
 しかし、ダム貯水率はその後も下がり続け、3月29日に過去10年で最低の42.4%を記録しましたが、その後、断続的にまとまった雨があったため、6月16日に100%に回復しました。
 伊是名村及び伊平屋村も同様に渇水の状況にあり、伊是名村は6月16日に、伊平屋村は6月18日にダム貯水率100%に回復しました。
 

うるま市昆布地内における石川~西原導水管φ1650mm導水管の漏水修理

1月|石川上水管理事務所・配水管理課

  
 

 
 うるま市昆布地内で石川~西原導水管φ1650mmの老朽化による漏水事故が発生しました。付属設備の不具合があり復旧までに10日間を要し、工水ユーザーは一時断水の影響がでました。当該工事は危機管理対策本部会議を9回行うなど難工事のうえの復旧工事となりました。

PFOS等問題の解決に向けた取組(国への要請)

1月|配水管理課

  
 企業局では、米軍基地由来の蓋然性が高いPFOS等の対策費用について、施設提供者である国が負担をすべきものと考えており、本年1月に対策に要した費用負担等について関係大臣あて要請を行いました。引き続きPFOS等対策に係る費用について国が負担することを強く求めてまいります。

水道事業連絡会議の開催

5月|総務課

 水道事業連絡会議は、水道用水供給事業者である沖縄県企業局と受水事業体が情報共有や意見交換を通じて、相互理解を深めることを目的として、毎年開催しています。
 令和6年度は、会議のほか、北海道大学名誉教授の松井佳彦先生をお招きし、「PFASなど化学物質の水道水質管理の現状と管理」と題し、講演会を行いました。

 

第66回水道週間行事「おきなわみずまつり」開催

6月|経営計画課

  

 「おきなわみずまつり」は水道週間にあわせて実施する、水をテーマにした沖縄県企業局の広報イベントです。雨にも関わらず過去最高の2、000名(推定)以上の方にお越しいただきました。

サモアへの局職員派遣

7月|水質管理事務所

 

 


  

 令和6年7月、企業局職員2名(石川・水質)が沖縄連携によるサモア水道公社維持管理能力強化プロジェクトの短期専門家としてサモアに派遣されました。当該プロジェクトへの職員派遣は通算6回目であり、通算視察を通して現状の課題について検討し、現地の業務改善に取り組みました。

許田南増圧ポンプ場の完成


8月|建設課

 
 

 許田南増圧ポンプ場は、名護市久辺3区等に水道用水を供給することを目的としており、令和6年8月30日、電気設備工事の完成をもって送水可能となりました。今後、名護市久辺配水池の供用開始に合わせて、本ポンプ場も供用開始することとなります。

渡嘉敷村への水道用水供給開始(水道広域化の実施)

8月|建設課



 離島8村を対象に水道広域化を進めており、粟国村、南北大東村、座間味村阿嘉・慶留間地区、伊是名村、伊平屋村へ用水供給を開始しています。
 令和6年9月に渡嘉敷村へ供給開始しました。令和7年度以降、座間味村座間味地区、渡名喜村への供給を予定しています。

約30年ぶりの企業局水道料金の改定

8月|経営計画課
 
 安全な水を安定供給するため、令和6年10月より企業局水道料金(市町村等への卸値)を改定しました(R6年度中は減免措置により120.03円/m3)。今後も経営努力に取り組んでまいりますので、ご理解ください。
 

企業局総合訓練

11月|配水管理課



 4月3日の津波警報、並びに、8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、南海トラフ大地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
 それを踏まえ、企業局では県内に大津波警報が発表され、3mの津波が襲来したことを想定して、国や市町村と総合訓練を実施しました。

北部豪雨による平南取水ポンプ場浸水による被災、大宜味村への応急給水活動

 
11月|配水管理課
 
 
 


 11月8日の深夜より降り始めた雨は、北部三村に記録的な大雨をもたらし総雨量は600㎜に達しました。
平南取水ポンプ場の電気室は約1.9mの浸水により、電気設備がすべて故障しました。ラバー堰(※)を監視・操作するための電気室に至っては天井まで浸水しました。
 大宜味村では浄水場が被災し、村全域で断水が発生したことから、村からの要請により応急給水活動等を支援しました。
※ラバー堰:安定的に取水ために河川を横断して設置しているゴム引布製の堰。通常時は空気を注入して堰を起立させ、降雨等で河川水位が上昇した場合は空気を排出して堰を倒伏する。

国連特別報告者へのPFOS等対策の説明

11月|配水管理課

 

11月18日から20日にかけ、県が招へいした国連特別報告者マルコス・A・オレリャーナ氏に、これまで企業局が行ったPFOS等調査や対策を説明し、現地視察では水源及び浄水場を案内し現場の状況等を説明しました。

 
お問い合わせ
経営計画課(経営班)
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
電話:098-894-2133 ファクス:098-866-7333
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