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ボクは、スイドウマンです。
毎日のパトロールがボクの仕事! 日々、沖縄の水道水の安全を見届けています。
ここでは主に、はじめて沖縄県企業局のホームページをご覧になる方へ、ボクが働く沖縄県企業局についてご紹介しています。
沖縄県企業局は、沖縄県が経営する企業です。
水道などのライフラインは、わたしたちの生活になくてはならないものですよね?
水道水の供給のような公共性の高い事業は、地方公共団体(都道府県や市町村など)で企業を設置し、運営することになっています。
そこで沖縄県では、企業局を設置し、県民の公共の福祉の増進のため、水道水と工業用水の2つの水道事業を運営することとしました。
企業局では、持続可能な安全で安心な水の供給をテーマに、経営に取り組んでいます。
企業局という名称は、県の条例で決められました。
沖縄県のほかにも、多くの地方公共団体で企業局という名称が使われています。
企業局は、県民のみなさまに安全で安心な水をお届けします。
企業局では、沖縄本島北部や中部地域に点在するダムや河川などの貴重な水源から取水し、浄水場で水をきれいにしたあと、沖縄本島の人口が集中する中部や南部地域を中心に水道水や工業用水を届けています。
みなさまがお住まいの市町村にも水道局や水道課などの水道を扱っている部署がありますよね?
企業局では、水源から取水したあと、浄水場で水道水をつくって、沖縄本島各市町村の水道局に供給しています。
その後、各市町村の水道局からみなさまのもとに水道水を供給する仕組みになっています。
このような仕組みをとっているので、水道水の卸売業の役割をしていると言われています。
企業局では、沖縄県の産業振興を目的に、製造業を中心とする企業などに対し、水道水よりも低コストの工業用水を供給しています。
工業用水の供給によって、企業の生産活動を側面から支援しています。
工業用水は、一次処理(沈でん処理)のみを行い、企業局から直接企業に供給されます。工業用水は、水道水に比べると処理工程が少ないので、水道水よりも料金が安く、経済的です。
企業局の経営は、主にみなさまからの料金収入で成り立っています。
企業局では、水を安定的に供給するため、さまざまな施設を管理しています。
ご覧の施設では、見学の受入を行っていますので、ぜひ訪れてみては?
浄水場の仕事
水源から取り入れた水をきれいにする
安全で安心な水のできあがる過程をご覧になれます。
海水淡水化センターの仕事
海水から飲み水にできる真水をつくる
海水淡水化のプラント設備をご覧になれます。
沖縄の河川は、本土の河川と比較すると勾配が急で、流域面積が小さいという特徴があります。
大小691の島々からなる沖縄県は、大きな河川や湖などの水源に恵まれず、かつてはよく水不足に悩まされていました。
さらに、降水量も年や季節によって大きく変化するので、水を安定的に供給することが難しい自然環境ということが言えます。
そこで、国や県では、厳しい水事情を緩和するため、多くのダム開発を進め、これまでに11のダムが完成しました。
沖縄本島のダムや河川は、北部地域に集中していますが、消費量が多いのは、人口の多い中部と南部地域です。
また、沖縄本島の多くの市町村は、独自で水源を持っていないため、企業局では、貴重な水源から取水し、各市町村に水道水を供給しています。
現在、ダム開発などの成果もあり、水は安定的に供給できています。しかしそれは、これまでの多くの先人たちの絶え間ない努力と、多くの人々の協力の賜物であるということを忘れてはいけません。
これからも、水の安定供給に対するみなさまのご協力をよろしくお願いします。
企業局でつくる水道水は、およそ170項目に及ぶ徹底した水質測定を行い、安全性を確認した上で、県民のみなさまのもとに届けています。
安全な水道水は、安心して飲んでいただけるクリーンで経済的な飲み水です。
みなさまご自身のライフスタイルに合わせて、ぜひ水道水を飲み水としてご活用ください。
企業局ホームページでは、沖縄本島の水道や水質に関する情報を始め、企業局の経営状況、各取組についてご紹介しています。
企業局ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
企業局は、これからも安全で安心な水の安定供給に努めていきます。
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