飲み水に使うためのダムは、げんざい、沖縄県が管理する3つのダムと、国が管理する7つのダムがあります。
●沖縄県が管理するダム
山城(やましろ)ダム・倉敷(くらしき)ダム
山城(やましろ)ダム
倉敷(くらしき)ダム
福地(ふくじ)ダム
●国が管理するダム
福地(ふくじ)ダム・新川(あらかわ)ダム・安波(あは)ダム・普久川(ふんがわ)ダム・辺野喜(べのき) ダム・羽地(はねじ)ダム 漢那(かんな)ダム・大保ダム・金武ダム
ダムには、水道用水や工業用水・農業用水を送る役わりのほか、こう水をふせぐことや、ダムの下流の川に必要な水を流すなどの役わりもあります。このように、いろんな目的や役わりを持っているダムは、多目的ダムとよばれます。
沖縄で一番大きな福地(ふくじ)ダムは、高さ91.7メートル(沖縄県庁は高さ71.5メートル)。 県庁舎の約1.3倍の高さです。
順位 | ダムの名前 | 高さ(メートル) | |
---|---|---|---|
1 | 福地(ふくじ)ダム | 91.7 | 完成 |
2 | 安波(あは)ダム | 86.0 | 完成 |
3 | 大保(たいほ)ダム | 77.5 | 完成 |
4 | 羽地(はねじ)ダム | 66.5 | 完成 |
5 | 漢那(かんな)ダム | 45.0 | 完成 |
6 | 新川(あらかわ)ダム | 44.5 | 完成 |
7 | 辺野喜(べのき)ダム | 42.0 | 完成 |
8 | 金武(きん)ダム | 39.0 | 完成 |
9 | 普久川(ふんがわ)ダム | 41.5 | 完成 |
10 | 倉敷(くらしき)ダム | 33.5 | 完成 |
沖縄で一番大きな福地(ふくじ)ダムは、沖縄県で使われる水の3ヵ月分にあたる、5500万立方メートルの水をためることができます。これは、沖縄県庁(35万立方メートル)のおよそ160倍にあたります。
順位 | ダムの名前 | 貯水量 (万立方メートル) |
|
---|---|---|---|
1 | 福地(ふくじ)ダム | 5,500 | 完成 |
2 | 大保(たいほ)ダム | 2,005 | 完成 |
3 | 羽地(はねじ)ダム | 1,980 | 完成 |
4 | 安波(あは)ダム | 1,860 | 完成 |
5 | 漢那(かんな)ダム | 820 | 完成 |
6 | 金武(きん)ダム | 856 | 完成 |
7 | 倉敷(くらしき)ダム | 710 | 完成 |
8 | 辺野喜(べのき)ダム | 450 | 完成 |
9 | 普久川(ふんがわ)ダム | 305 | 完成 |
10 | 新川(あらかわ)ダム | 165 | 完成 |
沖縄が本土復帰した1972(昭和47)年、沖縄で使われる水は、川と地下からくみ上げるものがほとんどでした。しかし、げんざいでは、北部のダムや中部の川から運んだ水が、大きなわり合をしめるようになりました。
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