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有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)


本ページでは有機フッ素化合物に関する情報や沖縄県企業局の取り組みを発信しています。また県民の皆さまから寄せられたよくある質問も掲載しています。
 
更新情報
2022.10.14 更新
 

PFOS、PFOA、有機フッ素化合物とはなんでしょうか?なぜ問題になっているのでしょうか?

  PFOS、PFOAとはそれぞれパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)やパーフルオロオクタン酸(PFOA)のことであり、有機フッ素化合物の一部です。PFOS、PFOAを含むパーフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を合わせてPFASと略称されています。
  PFOSやPFOAは撥水・撥油性や耐熱性、耐薬品性、化学的な安定性などの有用な特性を持っていることから、1940年代から工業や家庭用品に利用されてきました。しかし、その有用性の反面、環境中で分解しにくく、環境残留性や生物蓄積性があることが知られており、動物実験における健康影響が報告されていることから、近年、各国で健康への影響や環境リスクが議論されています。
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PFASはどのようなものに使われていますか?

  PFOSやPFOAを含むPFAS(パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)は以下のような様々な用途に利用されていたことが報告されています。


・食品パッケージ・・・・耐油、防水加工されたパッケージ製品(例:ポップコーンバッグやファストフードの包み紙・容器等)
・防水、耐水および
   シミ防止加工された布製品
・・・・カーペットや室内装飾、衣類やその他の生地
・化粧品、パーソナルケア製品・・・シャンプーやデンタルフロスそして化粧品
                (例:リップメイク、ファンデーション、コンシーラー、マスカラ等)
・床・自動車・ボート等に用いるワックス類
・工業用途・・・・フッ素樹脂の製造助剤(PFOA)、金属・ガラス等のエッチング剤、金属メッキ工程、
         半導体工業等(PFOS)、布・紙製品製造
・水成膜泡消火剤・・・・空港、屋内駐車場、給油所の消火用薬剤


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ヒトのPFASの摂取(暴露)経路は?

テスト画像PFAS暴露経路

 PFAS(パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)は幅広い分野で製造・使用されている上、環境中における移動性や残留性があることから、様々な経路から暴露されていると考えられています。
 過去のさまざまな報告事例によると、以下の経路からの摂取の可能性があるとされています。


・消防やPFASを製造・使用する化学工場における勤務
・飲料水
・食品
・土壌
・大気
・PFASを用いた製品から出るほこりや繊維の吸引
・PFASを用いた製品の使用、PFASを含む材料でパッケージされた製品の使用


 日本国内におけるPFOS、PFOA暴露の状況については、環境省が平成20年に実施した「化学物質の環境リスク評価(第6巻)」で一般環境大気、飲料水、地下水、公共用水域・淡水、食品からのPFOS暴露量が評価されており、平均暴露量は食品が0.52ng/kg体重/日(総暴露量の93%)と最も多く、飲料水は0.039ng/kg体重/日(7.0%)でした。
 また、食品(飲料水含む)由来のばく露量について環境省が平成23年度に中国四国の2地域及び九州沖縄の1地域で実施した「ダイオキシン類をはじめとする化学物質の人へのばく露量モニタリング調査」によると、調査対象者15人のばく露量平均値は PFOS  0.57ng/kg 体重/日、PFOA が 0.69ng/kg 体重/日とされています。
 さらに農林水産省が平成24、25年度に東京、大阪、福岡地域で実施したトータルダイエットスタディでは、食品(飲料水含む)からの一日摂取量はPFOA 0.075~0.79ng/kg 体重/day、PFOS 0.69~1.2ng/kg 体重/dayであり、PFOAの主なる寄与は魚介類が90%、藻類が10%。PFOSは魚介類の寄与が100%と報告されています。全年齢の平均体重54.9kgを乗じると、食品由来の一日PFOS摂取量は38~66 ng/日でした。


《参考》

化学物質の環境リスク評価 第6巻(環境省、平成20年、大気・食品・飲料水からの暴露量)
平成29年度科学物質環境実態調査結果(環境省、2017年)
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PFOS、PFOAの健康影響に関する情報を教えてください。

   現在の科学的研究は、PFASの高濃度曝露によって健康へ悪影響を及ぼす可能性があることを示唆しています。ただし、様々なPFASの様々な濃度による曝露で、どの様な健康影響を及ぼすのかについてはまだ研究段階で、最終的な結論は得られていません。特に子供の長期間にわたるPFASの低濃度曝露に関連する健康影響についての研究も進められています。
PFOSについて
  PFOSは、自然環境中では分解されにくく、高い蓄積性を有するなどの特徴があります。ヒトにおける生殖影響や高曝露後の急性毒性等に関するデータはほとんどありませんが、動物においては曝露した動物の胎児に影響を及ぼすことや中程度の急性毒性(消化管と肝臓に影響、軽度の皮膚刺激・眼刺激)を引き起こすといった報告があります。発がん性では、国際的に主要な評価機関による評価がなされておらず、ヒトの疫学データから発がん性があるとのデータは得られていません。
PFOAについて
  PFOAは、自然環境中では分解されにくく、高い蓄積性を有するなどの特徴があります。ヒトにおいて皮膚に付着すると発赤、痛みを、眼に入るとかすみ眼を、吸入すると咳や咽頭痛を、経口摂取すると腹痛や吐き気、嘔吐を生じるといった症状が報告されています。PFOS 同様、PFOA もヒトにおける生殖影響や高曝露後の急性毒性等に関するデータはほとんどありませんが、動物実験において胎児の発生毒性等の報告があります。
発がん性について
FAQ(よくある質問)<がん発症や低体重児の発生について沖縄県と全国の状況は違いますか?>(企業局HPリンク)をご覧ください。

《参考》
水質基準逐次改正検討会(厚生労働省ホームページ)
化学物質の環境リスク評価 第6巻(環境省、平成20年、大気・食品・飲料水からの暴露量)
US.EPA(米国環境保護庁)関連ページ
環境基準健康項目専門委員会(第18回)議事次第・資料(環境省)関連ページ
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日本国内の規制はどうなっていますか?規制値の成り立ちは?

水質基準項目と基準値
  水道水質基準は、厚生労働省令が水道法第4条に基づいて定めており、現在は51項目となっています。 そのほか、水質管理上留意すべき項目として「水質管理目標設定項目」(27項目)が、毒性評価が定まらない物質や、水道水中での検出実態が明らかでなく、今後必要な情報・知見の収集に努めていくべき項目として「要検討項目」(46項目)が、それぞれ定められています。これらの基準値等は、日本全国で統一した値となっています。基準値の詳細については厚生労働省のHPをご覧ください。

《参考》
水質基準項目と基準値(51項目)(厚生労働省リンク)
水質基準逐次改正検討会
  水質基準の各項目及び基準値はWHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインや健康影響等に関する研究・調査などの最新の科学的知見、諸外国の基準値等の設定状況、検査技術等を参考に、関連分野の専門家からなる水質基準の見直しのための常設の専門家会議である「水質基準逐次改正検討会」で総合的に検討し、厚生労働省が決定しています。
  なお、厚生労働省は令和2年4月に、PFOS及びPFOAを「水質管理目標設定項目」に位置づけており、暫定目標値をPFOSとPFOAの合計で50ng/Lと設定しています。また、令和3年4月に、PFHxSを「要検討項目」に位置づけておりますが、目標値は設定されていません。

 
令和元年度第1回水質基準逐次改正検討会(厚生労働省ホームページリンク)
令和元年度第2回水質基準逐次改正検討会(厚生労働省ホームページリンク)
令和2年度第1回水質基準逐次改正検討会(厚生労働省ホームページリンク)
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諸外国の飲用水に関する規制はどうなっていますか?リスク評価の違いは?

  現時点では世界保健機関(WHO)においてPFOS,PFOAのガイドライン値は定められていません(現在、暫定ガイドライン値の案が公開されています。)が、諸外国等において、飲用水のガイドライン値等が定められている例があります(下表に例示)、その値は各国がそれぞれに参考にした動物実験等に基づくリスク評価を元に算出されています。
  国によって動物実験等におけるリスクとしたエンドポイント(症状)が異なり、各国独自の考え方で行われています。


 
表 諸外国のガイドライン値例
諸外国等 基準値等 リスク評価のエンドポイント(健康影響)の種類
カナダ保健省(2018) 飲用水のガイドライン値
PFOS: 600ng/L
PFOA: 200ng/L
PFOS:ラットの発がん性試験
PFOS:幹細胞肥大、壊死
米国環境保護庁(EPA)(2022) 飲用水に関する生涯健康勧告値※
PFOS: 0.02ng/L (暫定)
PFOA: 0.004ng/L (暫定)
PFOS:7歳児におけるジフテリアワクチン反応の抑制
PFOA:7歳児における破傷風ワクチン反応の抑制
ドイツの健康関連指針値 PFOS,PFOAとも300ng/L サルの甲状腺ホルモンへの影響
豪州保健省(2017) 飲用水に関する品質値(quality value)(ガイドライン値)
PFOS:  70ng/L
PFOA:560ng/L
PFOS:ラットの母体及び児の体重増加抑制
PFOA:妊娠マウスへの投与により胎児の骨形成低下や雄の出生児の性成熟促進
     ※米国EPAの公表資料では、該当数値は今後修正される可能性があるとのこと。

  リスク評価の方法は主に動物実験において得られたNOAEL(無毒性量)を、動物実験の結果をヒトに置き換える際に用いるUFs(不確実係数積)で割って、ヒトに対する“この量以下ならば、ヒトが生涯毎日摂取(暴露)しても病気などの有害な影響が出ない量”という値であるTDI(耐用一日摂取量)を求める方法で行われます。UFs(不確実係数積)は、リスク評価で使用された動物種による種差(10)や感受性の違いである個人差(10)を考慮して設定され、一般的にはそれらの積(掛け算)で求められた100を基本の値とします。さらに、調査期間や信頼性などの項目で不確実なものがあれば、その係数を追加し、すべての係数の積(掛け算)で求められます。
 
   TDI(耐用一日摂取量)=NOAEL(無毒性量)/UFs(不確実係数積)

  さらに水道水のガイドライン値等の算出は各国が独自で設定する「体重」、「TDIへの水道水分の割当率」、「一日摂取量」を用いて計算されます。各国の設定例は下表のとおりです。
 
   ガイドライン値等=TDI×体重×水道水の割当率/一日当たり摂取量

       
表 ガイドライン等の算出に用いられる各国の設定値
  TDI(ng/kg体重 /日) 体重(kg) 飲料水の割当率(%) 一日当
たり摂取量(L)
DWI-BW
(L/kg体重-日)
カナダ PFOS  60
PFOA  21
70 20 1.5 -
オーストラリア PFOS   20
PFOA 160
70 10 2 -
米国 PFOS   0.0079
PFOA   0.0015
- 20 - 飲用水摂取量/体重=
0.0701※
日本 PFOS   20
PFOA   20
50 10 2 -
                 ※0-5歳未満の子供の水の直接・関節消費量の90パーセンタイル値(消費者のみの集団、2日平均値)
 
出典:内閣府食品安全委員会ファクトシート(PDF)
USEPA(環境保護庁)関連ホームページ
WHO 暫定ガイドライン値(案)に関するホームページ

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水道水のPFOS等検出状況はどうなっていますか?

 
 企業局の水道水につきましては、ニュースリリースで詳細に記載しております。下記のリンクよりご覧ください。
 
企業局における有機フッ素化合物の検出状況及び水道水の安全性について(企業局ホームページリンク)

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企業局では水道水の安全をどのように確認していますか?

   企業局では、年度ごとに策定している水質検査計画に基づき、水質管理目標設定項目であるPFOS及びPFOA、要検討項目であるPFHxSについて検査を行い水道水の安全を確認しています。また、独自に水源での濃度監視を行っており、浄水場での濃度上昇が懸念される場合においては検査頻度を増やし、浄水場水運用の参考とする等の確認を行っています。
  各地点の検査頻度はこれまでの調査結果における検出状況(濃度、変動)などを勘案して決定しています。


○検査頻度(令和4年度水質検査計画)
 ・北谷浄水場         入口、出口、水源   月1回以上
 ・石川、西原、名護浄水場   入口、出口        年4回
 ・久志浄水場           入口、出口          年1回


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沖縄県企業局はPFOS等問題にどのように取り組んでいますか?

  県民の皆様から大きな関心が寄せられているPFOS等問題について、沖縄県企業局の取り組みを紹介させていただきます。
中部水源等からの取水停止・抑制
  北谷浄水場の水源である中部水源等(比謝川、長田川、天願川、嘉手納井戸群)から、比較的高濃度のPFOS等が検出されています。
  沖縄県企業局では、例年水事情が良好な時期は、PFOS等濃度が最も高い比謝川の取水停止や抑制を優先して行い、その他の中部河川についてもダムの貯水率や降雨の状況等を考慮して、可能な限り取水停止や抑制を行っています。
  また嘉手納井戸群についても、水事情が良好な時期には、比較的濃度の高い井戸からの取水を可能な限り停止し、施設の維持管理に必要な最低限の水量まで取水を抑制しています。

 
北谷浄水場系の硬度適正化について(企業局ホームページリンク)
<北谷浄水場取水割合>(PDFファイル)
水源モニタリング調査
 沖縄県企業局では北谷浄水場の水源のうち、これまで高いPFOS等濃度が確認されている水源について、その汚染状況及び濃度の動向を把握するため、モニタリング調査を行っています。また、確認されたデータを元に水運用を切り替えることで、浄水のPFOS等濃度低減を図っています。
 モニタリングの場所は以下のとおりで、頻度は月1回以上となっています。それぞれの検出濃度は下記のリンクからご確認下さい。

 
企業局における有機フッ素化合物の検出状況及び水道水の安全性について(企業局ホームページリンク)

 ○比謝川流域  ・比謝川取水ポンプ場
         ・大工廻(ダクジャク)川 (比謝川合流前)

 ○長田川流域  ・長田川取水ポンプ場

 ○嘉手納井戸群 ・硬度低減化施設入口(北谷浄水場内)

 ○天願川流域  ・川崎取水ポンプ場


 
















比謝川・長田川流域の調査地点
















天願川流域の調査地点

嘉手納基地内調査のための立入申請
  嘉手納基地周辺を流れる比謝川や嘉手納基地内から流れる比謝川支流の大工廻(ダクジャク)川や基地内の嘉手納井戸群のPFOS等濃度が高いことから、その発生源は嘉手納基地内の可能性が高いと考えています。そのため、根本的な解決のためには基地内での調査が必要不可欠と考え、平成28年6月に立入調査のための申請を行いました。
  しかし、1回目の申請から4年経過後も水源水質に改善はみられず、令和2年4月1日に厚生労働省が「PFOS及びPFOA」の暫定目標値を定めたことを踏まえ、令和2年5月18日付で再度、立入調査の申請を行っています。
  このほか、関係部局と連携して、令和元年6月、令和2年2月、令和4年7月と8月に関係大臣及び米軍に対し、立入調査を認めることや汚染原因の究明と必要な対策の実施等を要請しておりますが、現在まで立入調査は実現していません。
  企業局では、基地内での調査の実現のため、国や米側に要請し続けるとともに、立入申請の進捗状況を防衛省ならびに沖縄防衛局に随時確認していきます。

 
<20160610_嘉手納基地立入申請書>(PDFファイル)
<20200518_嘉手納基地立入申請書>(PDFファイル)
 
有機フッ素化合物対策の実施に係る国への要請について(沖縄県環境部ホームページリンク)
有機フッ素化合物対策の実施に関する国への要請について(沖縄県環境部ホームページリンク)
 
嘉手納基地周辺地下水調査
  有機フッ素化合物(PFOS等)が嘉手納基地周辺を流れる比謝川や基地内の嘉手納井戸群において、他水源と比較して高濃度で検出され、浄水からも検出されています。この状況につきまして、企業局では平成29年度から平成30年度にかけ、「嘉手納基地周辺地下水調査業務委託」及び「嘉手納基地周辺地下水調査業務委託(その2)」を実施し、嘉手納基地周辺の地下水の現況(地下水位、流動状況、水質)を把握し、汚染の原因について、分析・調査を行いました。
  その結果、基地外の地下水上流部より基地内を通過した下流部の方がPFOS等濃度が高いことが分かりました。
<嘉手納基地周辺地下水調査業務委託の結果について(最終)>(PDFファイル)
比謝川取水ポンプ場周辺及び川崎取水ポンプ場周辺のPFOS等の検出状況について
  北谷浄水場の水源である比謝川と天願川の状況を把握する目的で、比謝川取水ポンプ場と川崎取水ポンプ場の周辺についても臨時で調査を行っております。

・比謝川取水ポンプ場周辺のPFOS等の状況について

 沖縄県企業局で行っているPFOS等調査において、平成30年4月から長田川取水ポンプ場でPFOS等の濃度上昇がみられました。その理由として、当時渇水対策に伴う長田川の最大取水が行われており、長田川と比謝川の下流にある比謝川下流堰から回り込む比謝川河川水の影響が考えられました。しかし、比謝川取水ポンプ場での濃度を大きく上回る値も確認されたため、比謝川取水ポンプ場を中心に周辺地域の調査を臨時で行いました。
その結果、調査した19地点のうち13地点において環境の暫定指針値(50ng/L)を上回る値が確認されました。
  この他、大工廻(ダクジャク)川の影響を確認する目的で、大工廻(ダクジャク)川が合流する上流と下流についても臨時で調査を行っております。その結果、大工廻(ダクジャク)川が合流する上流においても、暫定指針値以下ではありますがPFOS等が検出されております。

・川崎取水ポンプ場周辺のPFOS等の状況について

 川崎取水ポンプ場において取水している天願川では、比謝川取水ポンプ場と比べて高濃度ではないものの一定程度のPFOS等が検出されていることから天願川の上流で、平成28年12月から平成29年4月にかけて3回調査を行いました。
 その結果、調査した13地点のうち10地点において暫定指針値を上回る値が確認されました。

・今後の対応等について
  この結果を受け、関係機関へ速やかに情報提供を行い、地元への説明を行うなど、連携して対応してきたところです。
  北谷浄水場の浄水におけるPFOS等の令和3年度の平均値は、国が定めた暫定目標値50ng/Lより低い12ng/Lでした。
  企業局では、引き続き、水源や浄水場における水質管理や高度浄水処理によるPFOS等の除去・低減を行い、安全な飲み水を供給していきます。
<関連資料>(PDFファイル)
水道水中のPFOS等はどうなっていますか?(企業局ホームページリンク)
 
PFOS等吸着に適した活性炭の調査
  これまでに実施した粒状活性炭池に関する調査において、活性炭の種類によりPFOS等吸着能力が異なる傾向にあったことから、令和元年度から2年度にかけて防衛省補助を活用した詳細調査(調査設計業務)を行い、北谷浄水場の水処理に適した、より高いPFOS等吸着性能を期待できる活性炭の検討を行いました。令和2年度以降の活性炭取替については、同調査の結果を元に活性炭の仕様を決定しています。調査内容の詳細は〔PFOSに関連する調査研究実績>全国水道研究発表会〕からご確認ください。
粒状活性炭の取替(防衛省補助)
  北谷浄水場の粒状活性炭吸着池はトリハロメタンや臭気物質対策を目的として整備された施設ですが、これまでの調査でPFOS等の吸着低減効果があることが確認されております。そこで企業局では粒状活性炭の定期的な入れ替えを行い、PFOS等の低減化を図っております。
 令和3年度(令和2年度繰越分含む)から防衛省補助(民生安定施設整備事業)を活用して取替工事を行っており、令和5年度までに全16池の取替を行う計画となっています。
 工事に当たっては、同補助事業の調査設計業務として、PFOS等吸着に適した活性炭の調査を行い、より吸着性能が期待できる活性炭仕様を決定しております。
活性炭処理による低減
  北谷浄水場では、水源に由来するPFOS等に対し粒状活性炭を用いた処理を行い、濃度の低減に努めています。また、これまで硬度の低減処理のみを行っていた嘉手納井戸群の水(硬度低減化施設処理水)についても、令和2年7月から浄水場内の流路を切り替えて粒状活性炭処理を行うことで濃度の低減を図っています。
     

硬度低減化北谷浄水場浄水処理工程

期別水利権について
  現在、沖縄県企業局では、昭和50年の供用開始から45年が経過し、老朽化が進んでいる東系列導水路トンネルの改築工事を実施しております。
  東系列導水路トンネルは福地ダム(北部5ダム)から久志浄水場へ、一日の需要量の約半分を導水している重要な管路で、老朽化対策は大変重要なものとなっております。
  改築工事の施工には、一定の期間が必要になること、また北部ダム等からの導水量が制限されることから、比較的、水道の使用量が減る冬場の3ヶ月間、毎年部分的に実施することとしております。
  そのため、この改築工事期間中は北部ダム等からの導水量が不足することから、その不足分を補うために、導水の制限を受けない中部に位置する倉敷ダム等からの取水量を増量しながら対応していますが、不足分を補うには十分な量とはなっておらず、海水淡水化施設を増量運転しながら、やむを得ず中部河川等を取水せざるを得ない状況となっております。
  今回の水利権変更は、制限される福地ダムからの導水量を、当該工事期間中、導水の制限を受けない漢那ダム・金武ダムから一定量補えるようにするためのものです。
  これにより、ダム水の増量が可能となることで中部水源等の取水抑制に繋がり、PFOS等の低減が期待できるものと考えております。
  この水利権変更の申請を令和3年11月16日に沖縄総合事務局へ申請し、翌月17日に許可されたところです。


  
 

東系列導水路トンネル内

 
規制が検討されているPFASの調査(PFHxS、PFBS、GenX)
  沖縄県企業局では、これまで残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)におけるPFOS等の規制をはじめとした国内外での動きに注視しつつ、PFOS等に係る分析方法の開発と、浄水場及び水源における実態調査に取り組んでまいりました。
  その中で、国内の水道水質における基準値等が定まらない期間においては、暫定的に米国環境保護庁(USEPA)の暫定健康勧告値を参考として水質管理を行い、POPs条約において新たにPFHxSの規制の動きが確認された時期においては、独自にPFHxSの検査体制を整え実態調査に組み入れる等の対応を行ってきたところです。
  今般、USEPAにおいては2022年6月15日にPFAS規制に関する公表があり、その中で、新たにGenX及びPFBSについて、健康観告値が提示されました。沖縄県企業局では今後ともこのような情報収集に取り組むとともに、世界的な規制の動きに対応できるよう新たな物質に対する分析方法の開発に向け検討を行っていきたいと考えています。

 
USEPA(環境保護庁)関連ホームページ

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PFOS等問題の経緯

  PFOS、PFOAについては中央環境審議会化学物質小委員会で「指定化学物質」相当との判断があり、また反復毒性も有ると確認されたことから、環境省が2002年(H14)に全国のPFOS等の環境汚染実態調査を始めました。
  また、厚生労働省は2007年(H19)から全国の浄水場(原水・浄水)の調査を始めております。これらの結果から国内にもPFOS等が環境中に広く存在していることが確認されました。
  これを受けて、企業局でも2007年(H19)に検査が可能か検討を始め、試験的に検査したところ、嘉手納のK-16井戸において、大きな検出ピークが確認されたことから、念のためK-16からの取水を停止しました。しかし、当時は国内において、検査方法が定められておらず、その時の検査精度に信頼性が無いことに加え、国内に基準値等が無かったことから、検出されたピークについて評価することが出来ませんでした。
  その後、2009年(H21)にPFOSがストックホルム条約(POPs条約)の付属書Bに追加され、米国では暫定健康勧告値が200ng/Lと設定されました。国内では水道水質基準の要検討項目に追加され、翌年の2010年(H22)には、PFOSの製造・使用・輸出入が原則禁止されました。
  これらの情勢を踏まえ、企業局では2014年(H26)2月に検査態勢を確立し、実態を把握するための調査を開始しました。
  調査が進むにつれて、比謝川流域のPFOS等濃度が高いことが分かり、その発生源を明確にするための検査やデータ収集を行い、汚染源は嘉手納基地の可能性が高いとの結果が得られたことから、2016年(H28)1月に公表するに至りました。
  その後、汚染原因調査のための基地内への立入申請を、2016年(H28)6月と2020年(R2)5月の2回行っておりますが、現在に至るまで立入は認められておりません。


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関連規制の情報

  PFOS、PFOAについては、環境中への残留性や生物蓄積性の懸念があったことから、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(以下、POPs条約)」で製造・輸入および使用の規制(一部適用除外あり)が行われており、日本などの条約を締結している加盟国は、各国がそれぞれ条約を担保できるように国内の諸法令で規制することになっています。
  PFOSは、平成21年のPOPs条約の第4回締約国会議において、附属書B(制限)への追加が決定されており、第9回締約国会議(令和元年開催)で一定の条件下で製造又は使用を認めることが許容される「許容される目的」として「ハキリアリの防除に用いられる防虫剤」、個別の登録により製造又は使用を許容される「個別の適用除外(エッセンシャルユース)」として「リサイクルに限定された金属めっき(硬質金属めっき)」及び「液体燃料から発生する蒸気の抑制及び液体燃料による火災のために配備されたシステム(移動式及び固定式の両方を含む。)における泡消火薬剤」に限られることになりました。
  国内法では平成22年に「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(以下、化審法)」の第一種特定化学物質に指定され、製造・輸入が原則禁止されました。
  PFOAは、令和元年のPOPs条約の第9回締約国会議において附属書A(廃絶)への追加が決定されており、令和3年10月に化審法の第一種特定化学物質に指定され、製造・輸入が原則禁止されました。
  欧州連合(EU)では、PFOS、PFOAともに「化学物質の登録、評価、認可および制限に関する規則」(REACH規則)で製造・上市及び使用が規制されており、米国では有害物質規制法(TSCA)でPFOS、PFOA等の成形品の輸入に対する届出を規定しています。
  なお、泡消火薬剤等は当面の間、化審法上使用が認められておりますが、省令に定める技術上の基準に従い、保管、表示、訓練及び点検において厳格に管理することとされています。
  国内における環境法令においては、PFOS及びPFOAが公共用水域及び地下水から検出されている状況や、令和2年4月に水道水に係る暫定目標値が設定されたことを踏まえて、水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の要監視項目に「PFOS及びPFOA」が追加され、暫定指針値が0.00005 mg/l (50ng/L)以下と定められました。
  また、PFOSを使用した製品の製造・使用段階等から排出されたものを廃棄処理する場合は、「PFOS含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項」に従い適正に処理することが求められております。
環境基準(公共用水域の規制)(環境省ホームページリンク)
化審法(国内の使用、製造及び輸入の規制)(経済産業省ホームページリンク)
消防法(PFOS等を含有する泡消火剤の取り扱いに関する規制)(経済産業省ホームページリンク)
消防法(関連通知)(法令集リンク)
<泡消火設備の点検基準(令和3年改正)>(PDFファイル)
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FAQ(よくある質問)

県民の皆様から寄せられたよくある質問について答えます。
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Q 水質基準値と水質管理目標設定項目の目標値はそれぞれどのような値ですか?
  水道水の水質基準は水道法第4条および水質基準に関する省令(平成15年5月30日厚生労働省令第101号)により定められています。大腸菌や一般細菌の水系感染症関連項目や重金属、化学物質などを含む健康関連31項目と色度、濁度や臭気物質などの生活上支障関連20項目が設定されており、水質管理目標設定項目は、影響の評価値が暫定であったり、検出レベルは高くないものの水道水質管理上注意喚起すべき項目として設定されています。

  水道事業者は水質基準を超えないよう遵守義務があり、万が一基準を超過する場合、健康関連項目については、超過が継続する見込みがあり、人の健康を害するおそれがある場合には摂取制限や取水及び給水の緊急停止措置が検討されます。生活上支障関連20項目については、生活利用上または施設管理上障害が生じるおそれがある場合は原因究明と必要に応じて低減化対策を実施することとなります。
  水質管理目標設定項目の目標値については法令上の規制はありませんが、水質基準に準じて実施に努めることとされています。

 
水質基準項目と基準値(51項目)(厚生労働省ホームページリンク)
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Q 浄水器で低減できますか?
  PFOSとPFOAについては、活性炭による吸着や、RO膜(一部のNF膜)ろ過により低減されることが報告されている(下記の米国環境保護庁ホームページ参照)ことから、処理方法としてこれらの原理を採用した浄水器で低減できる可能性がありますが、個別の製品の低減効果についてはそれぞれの浄水器製造会社の試験結果等をもとに確認する必要があります。
  また一般的に、いずれの処理方法でもろ過材の除去性能を維持するための適切なろ過材などの管理(交換等)が必要となりますので使用に当たっては交換頻度に留意する必要があります。


<参考>
一般社団法人 浄水器協会ホームページリンク
<FACT SHEET PFOA & PFOS Drinking Water Health Advisories(米国環境保護庁 2016.11)>(PDFファイル、英文)
<参考文献)低圧逆浸透膜による水中の有機フッ素化合物の分離(大阪産業大学、2014年3月)>(PDFファイル)
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Q 北谷浄水場の水は何処に供給されていますか?他の浄水場は大丈夫ですか?
  北谷浄水場の供給先は、北谷町、宜野湾市、浦添市、那覇市、沖縄市、北中城村、中城村の7市町村となっております。
  名護浄水場、石川浄水場、西原浄水場の浄水からPFOS等はほとんど検出されておりません。各浄水場の検査結果は下記のリンクをご覧ください。

 
企業局における有機フッ素化合物の検出状況及び水道水の安全性について(企業局ホームページリンク)
水をとどける(各浄水場の供給先市町村の情報)(企業局ホームページリンク)
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Q 体内残留性が問題とされていますが、ヒトの体内から排出されないのですか?
  体内残留性の指標の例としてヒトの血中半減期(血中に入った物質が代謝や排泄によって半分に減るまでに要する時間を意味します。)が挙げられます。PFOSの人における血中半減期は、環境省評価値5.4年、OECD(2002年)平均8.67年(2.29年~21.3年)、英国健康保護庁(HPA)(2009年)約9年、欧州食品安全機関(EFSA)(2018年)約5年とされており、PFOAについては英国健康保護庁(HPA)(2009年)約4年、欧州食品安全機関(EFSA)(2018年)約2~4年と報告されています。半減期の評価はそれぞれ異なりますが、時間の経過とともに排泄され、減少するものと考えられています。
 
出典:内閣府食品安全委員会ファクトシート(PDF)
出典:中央環境審議会水環境部会環境基準健康項目専門員会(第14回)(環境省ホームページリンク)

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Q がん発症や低体重児の発生について沖縄県と全国の状況は違いますか?
  国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)は、世界保健機関(WHO)の一機関で、発がん状況の監視、発がん原因の特定、発がん性物質のメカニズムの解明、発がん制御の科学的戦略の確立を目的として活動しており、PFOAは得られたエビデンスが限定的であったとして「ヒトに対して発がん性がある可能性がある」グループ2Bに分類されています。PFOS、PFHxSは分類されておらず、発がん性との関連についての記述はありません。
  がん罹患率や低体重児について、沖縄県と全国の状況につきましては、下記のリンクをご覧ください。
 
・IARC発がん性分類について
グループ1  :人に対して発がん性がある。
            ヒトにおいて「発がん性の十分な証拠」がある場合に適用されます。
グループ2A:人に対しておそらく発がん性がある。
             以下のうち少なくとも2つを含み、その中に暴露を受けたヒトまたはヒトの細胞もしくは組織のいずれかに係るものを少なくとも1つ   
       含む場合に適用されます。
             ・ヒトにおいて「発がん性の限定的な証拠」がある
             ・実験動物において「発がん性の十分な証拠」がある
             ・「作用因子が発がん性物質の主要な特性を示す有力な証拠」がある
グループ2B:人に対して発がん性がある可能性がある。
             前述のうちいずれか1つのみを含む場合に適用される。ヒトではなく、実験動物を用いた発がん性試験のみに由来する証拠や、実験系
       において「作用因子が発がん性物質の重要な特性を示す有力な証拠」だけで適用される。
グループ3 :ヒトに対する発がん性について分類できない。
             他のグループに分類できない作用因子は一般にこのカテゴリーに分類される。

 
出典:国際がん研究機関(IARC ホームページリンク) ※ページ内のSearch欄で「PFOA」と入力してください
出典:国際がん研究機関の概要とIARC発がん性分類について(農林水産省 ホームページリンク)
参考:最新がん統計( 1)全国がん登録 都道府県別がん罹患データ2016~2018年(国立がん研究センターホームページリンク)
参考:沖縄県のがん登録事業(地域がん登録・全国がん登録)(沖縄県ホームページリンク)
参考:沖縄県の母子保健(沖縄県ホームページリンク)
参考:妊婦健診・乳幼児健診等データ利活用による妊産婦・乳幼児支援体制整備事業について(沖縄県ホームページリンク)
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Q 浄水場原水濃度が年間で変動するのはなぜですか?
  変動要素としては降雨等による水源濃度の変化や取水量の変化があります。
  また、水事情が良好な場合は、中部河川や嘉手納井戸群の取水を抑制した運用を行っていることから、取水抑制中は濃度が低減いたします。

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Q ng(ナノグラム)とはどのような量でしょうか?
  n(ナノ)は10のマイナス9乗(10-9)で、1ng/Lは1リットル中に1グラムの10億分の1が入っているという意味です。
  25mプールで考えると0.54mg、塩ですと小さい粒4、5粒程度、大きい粒だと一粒で超えてしまう量が入った状態です。

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Q 浄水場から排出される浄水発生土や使用済みの活性炭には含まれているのでしょうか?
  北谷浄水場の原水に含まれるPFOS、PFOAは水中の懸濁物質へ吸着する性質があることから、懸濁物質を凝集沈殿して生成される浄水発生土には一定濃度のPFOS等が含まれておりますが(詳細なデータについてはこちらのページ(企業局HPリンク)をご確認下さい。)、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき「汚泥」として適正に処分しております。企業局では今後とも関係法令に従い適正に処分を行ってまいります。
  また、浄水場の粒状活性炭吸着池で使用している粒状活性炭も水中のPFOS等を吸着する働きがあることから、使用後の活性炭も一定濃度のPFOS等が含まれております。企業局では「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、「燃えがら」として焼却処分を行っております。

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Q PFOS等が検出されているのは沖縄県だけですか?
  PFOS等については、高濃度で含有されていたことから泡消火剤が注目されていますが、これまで様々な商品等に使用されてきたことから、県外においても検出されております。
  詳細は、厚生労働省並びに環境省のHPをご覧ください。

 
令和2年度有機フッ素化合物全国存在状況把握調査(環境省ホームページリンク)
水道水質データ(厚生労働省ホームページリンク)
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Q 沖縄県内でPFOS等を測定できる水質検査会社はありますか?
  厚労省が定めた水道法第20条第3項の規定に基づき、登録された検査機関が県内にございます。検査の依頼は、近くの検査機関にお問い合わせください。
厚生労働省水道法第20条機関リスト(水質検査機関登録簿)(厚生労働省ホームページリンク)
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PFOS等に関連する調査研究実績

  沖縄県企業局ではPFOS等について調査・研究を行っており、これまで以下のような報告・発表を行っています。

◎全国会議(水道研究発表会) - 公益社団法人日本水道協会主催
・平成30年度
  8-18 比謝川流域における有機フッ素化合物調査
  8-19 粒状活性炭処理による有機フッ素化合物除去性の評価
・令和元年度
  8-52 比謝川流域における有機フッ素化合物調査(Ⅱ)
・令和2年度
  4-15 粒状活性炭処理における有機フッ素化合物の除去性能評価(Ⅱ)
  8-35 直接注入法による有機フッ素化合物の一斉分析方法の検討及び妥当性評価
・令和3年度
  直接注入法における長鎖有機フッ素化合物の前処理方法の検討


◎厚生労働科学研究 - 厚生労働省事業
・令和2年度から
 健康安全・危機管理対策総合研究事業
 「化学物質等の検出状況を踏まえた水道水質管理のための総合研究 Ⅳ.化学物質・農薬分科会」へ研究協力者として参加


◎環境研究総合推進費 - 独立行政法人環境再生保全機構事業
・令和3年度から
 環境問題対応型研究
 「土壌・水系における有機フッ素化合物類に関する挙動予測手法と効率的除去技術の開発」へ研究分担者として参加

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県関係機関のPFOS等関連調査・研究


○県環境部 衛生環境研究所
PFOS・PFOAってなんでしょう?(衛環研ニュース第35号、2018年2月)
沖縄島の河川及び海域における有機フッ素化合物の環境汚染調査(衛生環境研究所報51号、2017年)

○県環境部 環境保全課
定期調査(平成28年度有機フッ素化合物環境中実態調査)
※平成29年度以降の調査結果については上記ページの左側に表示されるリンクから選択してください。

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お問い合わせ
配水管理課(配水班)
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
TEL: 098-866-2810
FAX: 098-866-2811
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