3種類の水を飲み比べる人気企画「利き水に挑戦!」
「安全・安心な水道水」を県民のみなさまにPRするため、昨年に引き続き今年もJICAフェスティバル会場内の企業局ブースで利き水を実施しました。
実施場所 | おきなわ国際協力・交流フェスティバル2014(JICA沖縄主催) 沖縄県企業局ブース・みずラボ |
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実施期間 | 11月8日(土曜日)10時から18時 11月9日(日曜日)10時から17時 |
参加人数 | 1,313人(両日計) |
※3種類の水は、すべて「軟水(硬度が低い〈やわからい〉水)」を使用
※3種類の水は、すべて冷やした状態で提供
すべての水を冷やした状態で行う理由
水道水 (西原浄水場の水) |
硬度:約32mg/L |
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塩素:あり | |
海淡水 (海水を淡水化してできた水) |
硬度:約20mg/L |
塩素:微量あり | |
市販のペットボトル水 (日本が水源の水) |
硬度:約80mg/L |
塩素:なし |
3種類の水は、おおむね「A 海淡水」・「B 水道水」・「C ペットボトル水」の順番で飲んでいただきました。
また、利き水に挑戦された方には、アンケートへの回答をお願いしました。参加者のみなさまは利き水に挑戦してみて、水道水にどのような感想をお持ちなのでしょうか。
調査人数 | 218人 |
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構成比 | 10代以下:31.5% |
20代・30代:25.8% | |
40代・50代:32.4% | |
60代以上:10.3% |
6割近い方が水道水の味を「おいしい」又は「悪くない」と感じているようです。答えを知らずに水を飲み比べると、水道水をおいしいと感じる方が多いということがわかりました。
半数以上の方が、カルキなどのにおいが気になったようです。ついで、口当たりが硬く感じている方が3割弱を占めています。
半数近い方が飲み水としての水道水のイメージが良くなったと答えています。もともと、飲み水としての水道水にあまり良いイメージをもっていなかった方が、水を飲み比べたことによって、良いイメージに変わったということが言えそうです。
また、特にイメージが変わらなかった方も同程度で半数近くいます。
塩素消毒が気になると答えた方が一番多いですが、どの項目にも大差はないようです。一方で、安全性は気にならないと答えた方も2割近くいます。
アンケートの最後に、利き水に挑戦してみての感想や水道水に関する意見などを自由に書いていただきました。コメントをピックアップしてご紹介します。
今回、初めて利き水のアンケート調査を実施しました。
利き水をする前は、水道水はおいしくないから飲みたくないという方や、水道水は飲みたくないから水道水はどれか教えてほしいという方もいるほど、水道水に対してあまり良くないイメージお持ちの方が多くいました。
このような状況の中、多くの方に水を飲み比べていただいたわけですが、半数以上の方は水道水もおいしい又は悪くないと答えています。実際にお話をお聞きした方の中にも同様の感想をお持ちの方が多くいました。
以下の項目は、利き水アンケートの調査結果をまとめたものです。
水道水は、およそ170項目に及ぶ徹底した水質測定を行い、安全性を確認した上で、県民のみなさまのもとに届けています。
また、水道水の塩素消毒は、法律で定められており、健康への影響はありません。水道水に少しにおいがあるのは、安全な水の証です。
しかしながら、水の味は人によって好みがあります。塩素のにおいが気になるという方は、「くみおきする」などのおいしく飲める方法がありますので、ぜひこの機会にお試しください。
水道水の安全性やおいしい飲み方については、別ページでご紹介しています。下のリンク先ページをご覧ください。
利き水アンケート調査へのご協力ありがとうございました。
私たちは、今回も利き水をとおして、水道水のおいしさや安全性を多くの県民のみなさまにPRすることができました。
安全な水道水は、安心して飲んでいただけるクリーンで経済的な飲み水です。ご自身のライフスタイルに合わせて、水道水を飲み水として活用してみてはいかがでしょうか。
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