⑦ 西系列水道水源開発事業

   

 1970年代半ばは、北部5ダムの水源開発と東系列の導水施設などの関連施設の整備に目途がついたころでした。しかし、一方で人口増加や生活水準の向上、経済活動の発展等に伴い水需要は増加し続けていました。

 そこで、沖縄本島北西部の12の小河川から豊水時の余剰水を取水し、大保ダム及び再開発した倉敷ダムに貯留して、水の安定確保を図る事業が1980年(昭和55年)に始まりました。これが西系
列水道水源開発事業です。最終的には、2009年(平成21年度)までの30年間に亘る長期の事業となり、12の取水ポンプ場と132kmにおよぶ幹線導水路などの施設が完成しました。これらの施設の整備により、東系列と併せて水道用水の安定的な供給体制が拡充されました。

  
・西系列水道水源開発事業誌
 
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